住環機器事業部・セントラルヒーティング｜旭イノベックス株式会社

密閉式はシステム水を缶詰状態にするため、最も安定した方式です。
圧力計と密閉膨張タンクが必要です。大気中の酸素の進入がないので鋼板製の放熱器が使用できます。 システム圧は圧力計で管理し、水漏れにより圧力が低下しなければ水の補充は必要ありません。 システム水量は、密閉膨張タンクの容量できまります。

注）配管材として架橋ポリエチレン管を使用の場合は、酸素透過防止層付のパイプをご使用ください
・三菱エクセルパイプ・O2ストップ
・前澤給装・O2カットパイプ
・ロテックス社・MONO/MONO-AL等

自動車のラジエーター、リザーブと同じ構造です。
システム水の蒸発は開放式に比べ少ないですが、やはり補充（年１回）が必要になります。
リザーブタンクは大気に開放されており大気中の酸素がシステム水に入り込みます。 鋼板製の放熱器が使用できません。 充填できるシステム水はリザーブタンクの容量できまります。

大気に開放された膨張タンクを使用します。
システム水（熱媒）の蒸発があり定期的に補充(年1～3回)が必要になります。 施工やシステム水の充填が容易ですが大気中の酸素がシステム水に入り込むため鋼板製の放熱器は使用できません。 充填できるシステム水の量は膨張タンクの許容量できまります。

※開放システムの場合、横型はヒーターの最低流量を2L/min以上に設定し、 縦型、タオル掛け型はパラウォームGシリーズをご使用ください。